Catch Questionsシリーズ第18作、iOSアプリ株 投資 指標についてお伝えします。
本アプリは前作のiOSアプリ株 投資 格言と同様、人工知能の機械学習のアルゴリズムを利用したアプリとなります。
株投資の指標として、PER、PBR、RSI、ROEなど様々な指標が存在します。これらの指標はどれか一つ見れば良いというわけにはいかず、常に色々な指標を見ながら総合的に判断を行うのが一般的です。
しかし様々な物品の売買の中でも、特に株式の売買では判断指標が数値化されたもの多く、色々混乱しがちなのも事実です。
そこで、日々動くこうした多くの指標を総括して人工知能に判断させてみたいとの思いから本アプリを開発いたしました。
それでは操作方法を説明いたします。
本アプリを起動するとまずテーブルに様々な項目が例題として設定されております。
ここに表示されているものは一般的な株投資の指標として使われるものです。
また各項目の先頭には%として表記される数値があります。
デフォルトは50%となっておりますが、機械学習により自分の売買スタイルをAIロボに教え込むとこの数値が変化していきます。この数値がAIロボが総合的に判断する売買の重要度となります。
それでは早速機械学習を始めてみましょう。
左上のロボットボタンよりAIロボのディープラーニングを開始させてください。
学習中は黄色いエリアに先ほどお見せした投資指標の項目と数字がランダムに表示されます。
Skipボタンを何回か押してみましょう。数字がランダムに表示されることがわかります。
次にSkipボタンを押している中で自分がこの数字の組み合わせなら「買い」と判断できる組み合わせが現れるかと思います。そのタイミングで下のスライドバーを動かしてください。
スライドバーで表される数字は「買い」の強度を示します。いわゆる「全力買い」なら100までバーを動かしてDoneボタンを押してください。
このDoneボタンを押す度にAIロボは学習を重ねます。ある程度、この学習を繰り返したらBackより元のページに戻り%の数値が変化したことを確認してください。
この数字は自分がどれに重点を置いて「買い」を行なっているのかなど確認するのに便利です。右上の横棒グラフのようなボタンから降順に並び替えることもできます。
ある程度ルールがわかったところで今度はオリジナルの指標を作ってみましょう。
右上のプラスマークのAddボタンから追加します。
指標のタイトルは自分がよく見ている指標を追加してください。
ここでは例として「日経平均」と入力させていただきます。
すると一番上に新しい項目が追加されます。
次に指標となるその項目の詳細を設定します。
新しくできたアイテムをタップして最大値や最小値などを設定します。
まず最初に高低価値を設定します。これはこの指標は「高いほど良い」のか「低いほど良い」のかを設定するものとなります。いわゆる「逆張り」でリバウンド狙いの場合、日経平均は急落した時がチャンスとなりますので「低いほど良い」を設定してください。
ここの数値は先の機械学習の際にランダムで表示される数値の範囲指定となります。
日経平均は相場変動が大きい時に+1000円から-1000円ぐらいまで変動することもありますので最大値は+1000として最小値が-1000と入力します。
次に最頻値を設定します。最頻値はこの+1000から-1000などの間で入力します。先の機械学習の際に最も多く出題される数値となります。景気がいい時などは日経平均はプラスよりの数値を出しますので+100円と入力します。これでマイナスより若干プラスの方が多く出題されるようになります。
最後に変動効果を設定します。変動効果はその指標が自分にとって明らかに重要かそうでない場合に限り設定してください。ほぼ自分はこの日経平均の変動で売買を決めているぐらいまで言えるようなものであれば1.2など設定してください。AIロボの算定したロボレートに加算されて%表示されますので、学習後に%による並べ替えを行なった場合は上位に表示されやすくなります。
それでは最後のボタンの説明です。これまで株式の「買い」のみのパロメーターとしてAIロボが算出するものでありましたが「売り」指標も評価することが可能です。空売りなどいわゆる「売り方」の指標で設定する場合は右上の計算機のようなボタンから設定を行なってください。
「売り方」になりますと字が青字になります。
売り方の場合は日経平均が異常に上がり過ぎてしまった時などが逆に好機となりますので、先ほど設定した日経平均などは「高いほど良い」などと設定すると良いでしょう。
本アプリはApple Watchでもリリースしております。
AIロボの学習の方法などはiPhoneとほぼ同様です。
AI ロボによる機械学習や新しい項目の追加などは感圧タッチから行いますのでこの点はご注意ください。
以上で説明を終わります。