Catch Questionとは引っ掛け問題と訳されることもあります。幼少の頃、「なぞなぞ」でよく遊んだ私にとって、こうした問題は格別で解けた時の感動などいまだに記憶に残るものもあります。
受験や資格取得試験の勉強、語学学習や企業トレーニングなどいずれにしても何か物事を学ぶ時、単調で無機質に学ぶのではなく、こうした謎々を絡めると学習効率が上がることに気づいた私はこうしたものを他の人にも役立ててもらいたいと思い本アプリを立ち上げました。特に癖のあるなぞなぞほど頭に残りやすく、根本的な事柄を深く考えさせてくれるものです。私の開発したCatch
Questionsは物事をなぞなぞ形式でまとめることを目的としております。英語などの語学学習をはじめ、プレゼンテーショントレーニング、大学・企業研究、プログラミングの勉強、音楽の作曲などさまざまな創造の世界で活躍する皆様をこのアプリを通じて少しでもご支援させていただければと願っております。
Catch Questionsでは記憶の本質にもとづぐ5つの学習法をコンセプトとしております。
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- 1.反復学習
- 繰り返し覚えることは基本の基本ですが、特に大切なことは忘れそうなタイミングで繰り返すということです。本アプリでは出題率を設定することで効率的に忘れそうなものを厳選して反復学習することができます。
- 2.連想記憶
- 似た記憶は結びつけて覚えるとより体系的に把握することができます。本アプリ独自の機能の一つであるCatchワードを設定することで項目をひとまとまりにし、効果的な連想を可能とします。
- 3.映像認識
- 人の記憶は癖があるほど、感情が動かされるほどこびりつきやすく忘れられなくなるものです。あなたのこれまでに撮りためた写真などはまさに素晴らしい思い出となり、格好の教科書となります。それは数字や文字と違い、脳が理解しやく、時に懐かしさや幸福感、熱意が振るい立たせられることもあるからです。こうした感情が動く映像ほど半永久的な記憶となり、無意識のうちに創造の源となるようです。
- 4.創造発声
- 本アプリのゴールとして想像して創造することを目的としております。是非、自作問題集でテストし自問自答にトライしてみてください。記憶は引き出すことを繰り返すことでも強固となります。この際、物事を丸暗記するのではなく少し変化を持たせながら記憶を引き出すことが新しい創造につながります。覚えた記憶を漠然と引き出し見つめなおすこと。これを可能とするのがスピーキングと思っております。スピーキングは記憶を引き出すスピードが素早い反面、時にエラーが起こることがあります。しかし、このエラーこそがオリジナルであり、自分の持つ多彩な表現に応用されていきます。私はこうしたエラーの積み重ねこそ、人の創造力につながると信じております。このように自分の肉声を録音し分類することも本アプリの特徴となります。
- 5.社交刺激
- 最後に学習する上で最も不可欠なことは言うまでもなくモチベーションです。ただ一人で地道に行っているのではなかなかモチベーションは上がらないものです。そこで、本アプリでは同じ志を持つ仲間から投稿された疑問も閲覧できるように本ホームページでCQ掲示板を設けております。この掲示板は気になるQuestionをアプリへダウンロードすることも可能で様々な同志のQuestionを自分のコレクションとして共有できるようになっております。もちろんCQポイントがたくさん溜まった方はPCよりQuestionsを入力し、一括ダウンロード目的として個人利用いただけます。ただし、アップロードされたQuestionsは皆様の共有財産となります。
- ※ その他外国語学習について
- 最後に日本語、英語以外の外国語の言語を学習の皆様にはあらかじめ本アプリではなくiPhoneの設定で他言語キーボードを追加した上で本アプリをご利用いただけると幸いです。
- 他言語キーボードの追加方法は「iPhoneのホーム画面」→「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加・・」→ここでお好きな言語が選択できます!
- 他言語キーボードの追加方法は「iPhoneのホーム画面」→「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加・・」→ここでお好きな言語が選択できます!
- アイスランド語、アラビア語、イタリア語、インドネシア語、ウクライナ語、ウルドゥ語、エストニア語、オランダ語、カタロニア語、ギリシャ語、グジャラート語、クロアチア語、スウェーデン語、スペイン語、スロバキア語、スロベニア語、セルビア語、タイ語、タミール語、チェコ語、チェロキー語、チベット語、テルグ語、デンマーク語、ドイツ語、トルコ語、ノルウェー語、ハワイ語、ハンガリー語、パンジャブ語、ヒンディー語、フィリピノ語、フィンランド語、フラマン語、フランス語、ブルガリア語、ベトナム語、ヘブライ語、ベンガル語、ポーランド語、ポルトガル語、マケドニア語、マラッタ語、マレー語、ラトビア語、リストアニア語、ルーマニア語、ロシア語、英語、韓国語、中国語
PS
Catch Questionsの最大の活用法としては外国語学習にあります。もちろん、日本語(自国語)学習にお使いいただいても結構です。私自身、英語学習を通じてこういうアプリが欲しいなと思いつつなかなか巡り合えなかった経緯があり、それでは自分で作ってしまおうと思うに至ったのが発端でもありました。
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングと言語学習の中で日本人が苦手とするものは何でしょう?いくつかの語学学校からの回答によるとそれはスピーキングのようです。なぜかというと大半の人が勉強の方法がわからないということです。また上達したのかもわからないし、それをどう評価してよいのかも難しいところもあります。私も、英語を20年以上は勉強している身ではありますがスピーキングだけはどうしても苦手意識がありました。そのため、何か良いスピーキングアプリはないかと良く探したものでした。
しかしこのスピーキングとは赤ちゃんが言語の中で最初に身に着けるものでもあり、人の人間性を表す最も大事な言語要素と言えないでしょうか?一方で、日本の教育の中ではこのスピーキングが少し軽視されているようにも思えます。スピーキングがなぜ教育の現場でそれほど取り扱われることが少ないことに完璧な回答がないから点数がつけにくいという側面もあるかもしれません。しかし、この完璧な回答がないことが私としては魅力的に映ります。
そして、このスピーキングはアイディア、直観、発想、ひらめきの起爆剤となります。口に出しては言わなくとも頭の中で漠然と言葉が反芻し、創造が起こります。実はこのアプリもこうしたプロセスの中で構築されました。皆様にもこうしたスピーキングの魅力をこのアプリを通じて学習の域を超え堪能していただければと思います。
それでは本アプリを通じてスピーキングをどのように学習(堪能)したらよいかを説明します。まず、スピーキングを行う上では棒読みとなってはいけないということを念頭としてください。言葉を発する時に思い描くことは文字ではなく映像が好ましいです。もちろん、想像を膨らませるキーワードは結構ですが文章はいけません。日本語を自然に話すときに文章を思い描きながら話す人はまずいないと思いますが、ここが大事なポイントでもあります。映像と共に記憶された話言葉は文章とともに記憶された話言葉と違い、次回引き出される時に想像を超え創造となります。そうです、少し表現が変わるぐらいのエラーが起きる方がむしろ融通が利きます。
またもう一つだけスピーキングを行う上で大切なこととして、「できるだけ簡単な表現を用いる」ということです。特に外国語習得の中で陥ってしまうことに難しい表現を使って、かっこよく話したいという衝動にとらわれしまうことがあげられます。例えば「この猫屋敷は築30年の老朽化した建物です。」を英語で言うとどうなるでしょうか。猫屋敷、築、老朽化などの言葉にとらわれてしまうかもしれませんがシンプルに「This cat house is 30 years old.」のレベルでも話言葉としてよい場面がほとんどです。会話では正確な表現より、言葉のリズムであったり、会話の流れを妨げないよう瞬時に意思を伝える方が多少間違っていても好印象とされる場合もあります。従ってシンプルな表現の引き出しは持っていて損はありません。特に多彩な表現を持つ日本語を表現の乏しい英語に変換する作業は至難の業でもあり日本人がつまづくところでもあります。もちろん、シンプルな表現がたくさん習得されたところで難しい表現を録音し、自分の言葉としてお使いするレベルに習熟するのもかまいません。自分の言葉や映画のフレーズなど録音して撮りため、とっさに質問されてもすらっと言えるぐらいまでぜひ頑張ってみてください。
それではCatch Questionsでスピーキングのすばらしさをご堪能いただければと思います。