私はまだまだITについては未熟ものであり、ITを語ることを恐縮に感じるところもあります。ただ、今の時代欠かすことのできない技術であり、今後さらなる発展が希望されるところもあり、ぜひこのCatch Questionsをプログラマーの方々にもご利用いただければとの願いより少しだけお話しさせていただきたいと思います。
私は使用言語として主にSwiftとPHPを勉強してきました。その中で何よりも驚いたのが先代が築き上げた、素晴らしいスクリプトの数々です。一つ一つは単調な演算式でしかないかもしれませんが、組み合わせて使うと想像を超える可能性を発揮します。まさに創造の源と言えます。そして、先代の知識と努力の上で物事を動かさせていただいているということを改めて実感する次第でもあります。
例えば中にはよくわからないけど動くスクリプトというものがたくさんあります。極論から言うと変数はなぜ値を保持できるのかなどです。基本を追及していくと0と1の世界になり、一人の人間の理解を超えるものを扱っているのだとつくづく実感するものでした。従ってある程度の知見で線引きをし、それ以上のことは先代の知識をお借りしようという低姿勢がとても大切になると思っております。その姿勢をつい忘れてしまうと「なぜ?なぜ?」が先走り、結局何をしたかったのか忘れてしまったりともなりかねません。まるで猫じゃらしにじゃれる猫のように、プログラム勉強の始めの頃はこういったところでよくつまづいたものでした。
私なりの解釈ではありますが、プログラマーとして何か創造したいと思うのであれば何を作りたいのかというゴールから入るのが近道と思っております。また本アプリのコンセプトとしてはそう言った志をサポートすることにもあります。そして、先代の築き上げた素晴らしいスクリプトの溢れる世界の中で、良いものを拾い握りしめていただければと思います。
それではITで創造を志す方向けの本アプリの使用例を紹介させていただきます。
まず、プログラムで何をしたいかのゴールとなる事柄をCatchワードに設定します。次にQuestionsの項目にスクリプト名を追加します。教科書やインターネットなどで見つけたスクリプトなどは写真にとり、スクリプト名と紐づけを行っておくのも良いでしょう。一方、スクリプトの完全な記述を記録する作業はこのアプリでは推奨されません。スクリプト名の一部など後で検索できるワードをQuestionsに設定していただければと思います。CatchやQuestionとしては端的なワードの方が好まれる理由として、長い文章よりワードの方が人の頭で覚えやすいからです。また本アプリにはメモ機能もあるため、スクリプトの簡単な動きをメモに記述しておくのも良いでしょう。後に問題形式で出題できるので復習として勉強にも応用できます。
以下は本アプリ作成の際に使用されたスクリプトのまとめ例です。
- Catch1.データ表示する
- - Question1. UIAlertController
メモ:メッセージを動的に表示するのに便利
- Question2. ViewWillAppear
メモ:DidLoadと違いアイテムを戻しても動く
- Question3. UItoolBar
メモ:ボタン多数の場合は整列に便利
- Question4. NSUserDefault
メモ:変数を保存。キーで呼び出す。
- Catch2.録音機能を搭載する
- - Question1. UIPickerView
メモ:ファイル管理に便利
- Question2. PathForDirectoriesInDomains
メモ:音声ファイルはPathで探す
- Question3. AVAudioRecorder + Player
メモ:録音+プレイのメソッド
- Catch3.写真を取り込む
- - Question1. PickerController Camera
メモ:カメラを起動し写真を取り込む
- Question2. PickerController PhptpLibrary
メモ:ライブラリにある写真から取り込む
- 以上のようにたくさんQuestionが溜まってきましたらいよいよ録音機能の発揮するところです。このホームページそもそものコンセプトである創造はここから起こります。スクリプトを見てこんな感じに動きそうと思う発想を声に出して録音してみてください。紙に書くと理性的になりすぎて、またせっかく思いついた斬新的な発想も論理的にゆがめられてしまったりしますが、声で録音すると自由な発想をそのままの形で記録できます。人の何気なく思う発想で思わぬ使い方のできるスクリプトを発見できるかもしれません。それが創造につながると信じております。
- よくスクリプトを完全に丸暗記し、ノーミスでタイプできるプログラマーなど映画や小説などで登場しますが果たしてそこまでの能力は今の時代に必要でしょうか。検索サイトなどで公開されている動きそうなスクリプトを探し、使わせていただいた方が早いようにも思えます。(もちろんセキュリティなど安全面で最低限の知識は必要です。)人間の能力としては未知なるスクリプトを見てどう動きそうなのか推測することに素晴らしさを感じずにはいられません。
- 以上のようにたくさんQuestionが溜まってきましたらいよいよ録音機能の発揮するところです。このホームページそもそものコンセプトである創造はここから起こります。スクリプトを見てこんな感じに動きそうと思う発想を声に出して録音してみてください。紙に書くと理性的になりすぎて、またせっかく思いついた斬新的な発想も論理的にゆがめられてしまったりしますが、声で録音すると自由な発想をそのままの形で記録できます。人の何気なく思う発想で思わぬ使い方のできるスクリプトを発見できるかもしれません。それが創造につながると信じております。